2013年02月15日

記録には残らないが記憶には残る

ひよこや開店記念公演『宇宙戦艦ぴよぴよGAIA』無事幕をおろすことができました。

共演して下さった皆様、スタッフの皆様、御来場の皆様、またひよこやをはじめ見守ってくれた方々に感謝します。本当にありがとうございます。

かつて風間唯人を演じた私が、対称となるキャラクターの森野浩平を演じることになるとはぎりぎりまで思いもしませんでした。風間のモデルとはずっと一緒に生きてきて、森野とは小さな頃からずっと夢で会う間柄です。
世界を救うような壮大な夢で必ず援護してくれたのが森野浩平です。せっぱつまった時にしか表れないので、その背景にあるものや思想は想像できていませんでした。役づくりにあたり、設定資料を読みあさりました。結論としては彼は真の勇者なのです。
勇気の在り方についてこんなに深く考えたことはなかったのですが、風間や私の勇気は状況の打破にあり、森野の勇気は厳護の信念にあるのです。戦い慣れした者が持っ余裕と、庶民に紛れ込む軽快さの両立が役作りのテーマでした。

役が入ったきっかけは、自分よりはるかに若い役者さん達の中で、さらに若手のフリをしている状態に気付いた時にでした。若さゆえのパワフルさと無駄な動きの狭間で、老兵が要所だけ押さえながら陣列のバランスをとっている。この感じがしっくりきたのです。

なかなか前線にばかりいられませんが、このような機会に恵まれ、役者として幸せに思います。

どうかどうか今日も明日もどこかで打たれるお芝居が無事故でありますように。
posted by 谷頭榮之助理事長 at 23:24| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月13日

宇宙戦艦ぴよぴよGAIA発進

「宇宙戦艦ぴよぴよGAIA」に出演します。なんだかんだでやっと蒼い方のぴよぴよに乗れそうです。


ユニットひよこや 開店記念公演
「宇宙戦艦ぴよぴよGAIA」


日程 2013年2月9日(土)、10日(日)、11日(祝) 
12:00〜
15:00〜
(開場は開演の20分前)

場所 秋葉原LOVE インフィニティ

チケット 2,500円(1D付)


出演(あいうえお順)
有招のまど
勝宮タカシ(劇団Pinkerbell)
小林幹宣
谷頭榮之助(淵源座)
みちり(劇団Pinkerbell/(株)山口敏太郎タートルカンパニー)
森下理沙(スピカエージェンシー/電脳シロアリプロジェクト)
柳谷孔太[声]
 他

製作総指揮 みちり
制作 ALGI Products
制作協力 幻想粉
作・演出 盛留真悟
音楽 今野サトシ soundtrack【SpaceBattleShip PIYOPIYO"GAIA"】2006
音響 柳谷孔太
照明 瀧之宮仁(劇団Pinkerbell)

主催 ひよこや(ALGI Products 幻想粉事業部)
提供 みちり
協賛 TEAM145、淵源座、劇団Pinkerbell、EntertainmentGeneration、(株)山口敏太郎タートルカンパニー
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2012年07月19日

開催せず

秋にやろうとしていた淵源座公演ですが、採算の合いそうな小屋の抽選に外れたため、開催致しません。


上演用を想定していた脚本は年内に発表しますので、どういう公演になるはずだったのかは、読んで想像して下さい。

さて下半期ですが、各姉妹劇団に新人が増えているため、EntertainmentGeneration全体の取り組みとして訓練していくつもりです。前述の脚本等も教材に使っていきます。開かれたワークショップではありませんので、希望者は淵源座もしくは各姉妹劇団経由で申請して下さい。
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2011年12月23日

師範の仕事

年の瀬やら年度末やらの節目的な時期にある依頼です。


基礎トレ隊長講座の季節がやってまいりました。

雷音寺流としては師範代を育成する場となります。(基礎トレ隊長は我が流派では師範代といいます)
師範代を育てるのは雷音寺流師範の仕事!


いつ、どこでというのは事前には内緒ですが、年内にこっそりやってます。




※谷頭榮之助は雷音寺流赤の巻師範です。
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2008年08月30日

先行公開!

昔の作品をビデオから再脚本化!

百年先も輝き続ける、普遍の童話『電波塔物語 アマタとイルサ』

PCからどうぞ


※PC・MOBILE両対応版の公開は来月になります。
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2007年11月15日

宇宙戦艦ぴよぴよSOPHIA

4月に「演目変更『宇宙戦艦ぴよぴよLUNA』になりました。」と報告したのに、さらに演目変更し、『宇宙戦艦ぴよぴよSOPHIA』となります。
icon.jpg
木星時代。ブッチ共和国よりロン共和国へと向かうはずだった宇宙船に警報が鳴り響いた。逃げ遅れた者達が乗った妙な脱出ポッドはなかなか救難されず、パカッと割れて「ぴよ」と鳴いた。
広大な宇宙を漂う小さな脱出ポッドで繰り広げられる会社物語。淵源座がお贈りするシチュエーションスペースオペラ!

淵源座第四回公演
『宇宙戦艦ぴよぴよSOPHIA』


■出演
仔原みみこ、杉本貴史、狩野善貴

■声の出演
小林泰恵

■スタッフ
制作 ALGI Products
原案 高橋あつこ
作・演出 盛留真悟
総製作 谷頭榮之助
音楽 夏坂彩海
音効 風間唯人

■日時
2007年11月24日(土)
19時開場 19時半開演

■場所
まちだ中央公民館ホール
(町田センタービルという、まちだ109の入っている建物の7階です)
■チケット
入場無料となります。予約は特に受け付けていません。
■交通
小田急町田駅、JR横浜線町田駅どちらからも徒歩3分程度です。
町田センタービルには駐車場がありません。




公式ページ
淵源座(PC)
淵源座(MOBILE)
posted by 谷頭榮之助理事長 at 05:56| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

淵源座7周年まことにありがとうございます

7周年を無事迎えることができました。
第4回公演に向けて。より一層成長いたします。


さて、11月に予定している第4回公演の演目を「SevenVoices」から「宇宙戦艦ぴよぴよLUNA」へと変更させていただきます。旗揚げより告知していたタイトルだけに残念でもありますが、いずれ万全の体制で発表できるものと存じます。


幻想粉から【7周年記念】小説「宇宙戦艦ぴよぴよ 皇女の復讐」(幻想粉のページになります。)をいただきました。すべての宇戦艦ぴよぴよの関連作となりますので、お楽しみください。


PC【はてなグループ淵源座】を大幅にキーワード増やしました。こちらもあわせてご覧ください。今後とも淵源座をよろしくおねがいします。


【PC】0427淵源座【PC】
【MOBILE】0427淵源座【MOBILE】
0427.GIF

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2007年03月16日

うたうさぎ2007ライブ音源

いつの間にか音源公開

ライブ音源が上がってる!うたうさぎ2007


あぁ、まじ泣けるよ。
posted by 谷頭榮之助理事長 at 18:58| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月13日

ぴよぴよな歌が携帯で聞ける

『宇宙戦艦ぴよぴよREGINA』にて音楽提供してくれたアーティストさんの音楽が携帯から聞けるようになってきた。


■kyunさんの歌
『宇宙戦艦ぴよぴよREGINA』『うたうさぎ2007』でお世話になったkyunさんの歌が携帯で聞けるようになった。

DoCoMoとau対応
Caspeee:DASAPOP MUSIC
(情報源:続・DASAPOPストーリー 1/12「ケータイで試聴」)

なんだかポップンミュージックに入ってくれると面白いかも



■vintage
『Q』『宇宙戦艦ぴよぴよREGINA』『バトル幼稚園』でお世話になった菅原将率いるVintageも携帯向けに配信開始

現在auのみ対応(他キャリア順次対応予定)
インディーズカフェ→「vintage」で検索

(情報源:VINTAGE 1/12「ついに配信するらしいよ。」)

かかったら戦闘シーンていう習慣は座長だけか?
posted by 谷頭榮之助理事長 at 05:06| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

うたうさぎ2007

148889291_153.jpg古淵駅前劇団淵源座が初めてコンサートに挑戦します!
…といっても今回は恩あるアーティストさんに出演してもらい劇団一同はスタッフに徹するのだった。そのアーティストさんとは『宇宙戦艦ぴよぴよREGINA』主題歌『Endless』を提供してくれたKyunさん!
Kyunさんといえばバトル幼稚園の吉村優『VOICE』のゴーストシンガーでもある。今年EntertainmentGenerationが大変お世話になった人の一人である。年始からたっぷり良質の音楽を聞いてくれぃ。


■淵源座Presents
『うたうさぎ2007』
〜Kyunアコースティックコンサート〜

出演 Kyun、ふびと
司会 みみこ
製作 淵源座

大倉山記念館ホール
2007年1月4日

▼昼の部
14:30開場
15:00開演(本編60分予定)
▼夜の部
17:30開場
18:00開演(本編60分予定)
前売り(予約)/当日券 1500円

engenza
posted by 谷頭榮之助理事長 at 17:17| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月03日

宇宙戦艦ぴよぴよGAIA脚本を公開

宇宙戦艦ぴよぴよGAIA脚本を公開してみた。

宇宙戦艦ぴよぴよGAIA 目次・奥付

コピペを駆使しても案外時間がかかるなあ。細かい直しとREGINAはしばしお待ちを。
posted by 谷頭榮之助理事長 at 23:03| 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

教示スキル

近頃、座長らしくメンバーに講義などしているが、どうにも教示スキルが不足している気がする。反応がいまいちなときに諸々不安になるのだが、教え方に工夫が必要なのだろう。

まずはもうちょっと仕込むことと、多少リハーサルするべきってことだろうか。

んなこと書いてるってことは、まだ授業形式が不慣れなんだ。早く慣れよう。
posted by 谷頭榮之助理事長 at 01:45| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月28日

GAIA-remix

宇宙戦艦ぴよぴよGAIAでお世話になった音楽監督今野サトシさんの日記(2006/4/13)にリミックスが載ってた



町田から発進してる感じが素敵!!
posted by 谷頭榮之助理事長 at 21:16| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月21日

宇宙戦艦ぴよぴよREGINA に至る道

※EntertainmentGenerationと同じ内容です。

■REGINAに至る道1『ワインレッド』

後述する『紅い宝石』の顔見せ的役割をもって、舞台に納まるように描かれたのが『ワインレッド』である。
その初演はSouthernCrossで『WineRed』として上演された。その手の込みようと圧倒的濃さは比類ない。
主人公・御堂茜の競争率は高く、ヒロインとして女性人気の高いキャラといえる。役としてもかなり大変だ。全編主人公に主人公らしくさせるのは珍しい。

1999年に「重い設定でキャラもの」というSF芝居は珍しかったのではなかろうか、展開はサスペンス仕上げだ。

この公演での成功が『ジャスティス』や『VeNus』へとつながるのである。


この作品は必ず再演してみせる。淵源座第五回公演で!

■REGINAに至る道2『ジャスティス』

創舞塾に参加していて一番大きかった公演が『JUSTICE』だ。ざん☆てつけんが原案で、TUEが第一稿を書き、幻樹と三人でアップデートしていった作品。
スペースオペラも指令室に限定すれば舞台になるという前提で描かれた。幸いスタッフも充実していたので、諸々の演出効果が期待できた。目玉は幻樹が作った(2000年の学生芝居にしてはちと早い)宇宙戦艦ジャスティスのCGである。これにより世界の奥行きがよく出せた。
設定も細かく、汎用性が高い。キャラも三人で描くのでブレずに立っていく。結果は熱いものになった。
出演者にはざん☆てつけん、松戸優作、花咲ドン、谷頭榮之助らの若かりし姿があった。

宇宙戦艦どおしの特殊攻撃の応酬という派手なシーンと、謎の男ジャスティスから連なる正義の系譜で構成されている。


この作品は銀河応援団の初登場作品であり、宇宙史のとっかかりとなった。

『ジャスティス』は火星移民の序章といえる。

■REGINAに至る道3『紅い宝石』

すでに『ワインレッド』や『ムラサキ』は発表してきているが、その中核をなすのが『紅い宝石』である。シリーズ全体にも伏線が多いが、『紅い宝石』が最も複雑なロジックと高度な伏線を持つ。

ど本命がゼランシアシリーズであるとして、電波塔物語と同様、紅い宝石がゼランシアシリーズへの導入にあたる。リアルタイムの世界とゼランシアがどのように絡んでいるのかが焦点だ。かなりの集中力と気迫がなければ書けないだろう。

これに書き慣れておきたいということで、主人公・風間唯人は『ムラサキ』に出している。細かい事情抜きに活躍だけさせているのだ。
唯人については『雷釈童』『紅い宝石』『チャーミーゴリラ外伝 東京ネコ』の流れで語る。描く側も、読む側も困難な道である。

■REGINAに至る道4『電波塔物語』


淵源座旗揚げ公演『VeNus』が上演された2000年夏。SouthernCrossでは多摩演劇フェスティバルで『電波塔物語 風の中の少女』を上演した。秋の学園祭公演『五人戦記』を含むとひと夏でみっつも上演された形になり、脚本としてずいぶんのっている時期だった。

電波塔物語の第三部にあたる『風の中の少女』ははじめから続編だったこともあり、多くの素材と謎を残した。saimiによるテーマ曲、そして物語のはじまりである『電波塔物語 アマタとイルサ』だ。

淵源座第二回公演にむけて集まったメンバーの一人に高橋あつこがいた。一見優等生だが、この少女はとてつもない発想力を持っていた。

『五人戦記』落ち武者役の海坊主をもとに高橋あつこは「ほっちむり」をデザインした。

願いの伝説・電波塔物語は高橋あつこを呼んだのだ。
淵源座第四回公演は『電波塔物語 SevenVoices』を予定している。

■REGINAに至る道5『瞳に映る惑星』

第二回を過ぎると公民館やらなんやらで近所の劇団と関わるようになる。今はすでに解散したが、劇団どおしのつながり「SEN」こと相模原演劇ネットワークに顔を出した。

演劇祭に向けたある会議で、劇団赤まむしとして太田美海子がいた。淵源座は谷頭と高橋あつこが出席。
高橋あつこの感想は「ナガイ」であった。ひよこの落書きをして、横にいた美海子に見せ、笑わせていた。これが「ぴよ」の誕生である。ミサイルなど書き足してやり、ひそかに宇宙戦艦だーっと盛り上がった。

なんだか意気投合し、太田美海子は客演に決定した。高橋あつこと太田美海子は淵源座第三回公演『瞳に映る惑星』で共演したのだ。

■REGINAに至る道6『練習会』

第三回公演を終え、長い時間が過ぎた。セベルの話がちらついている頃、自分の勘の取り戻しを案じ「基礎トレ隊長のための練習会」を年代の離れてしまったSouthernCrossの新二年生に向けて開いた。

まさにその世代に石田智之と會田真吾がいた。

彼等の成長が励みで、SouthernCrossの公演にかなり足を運んだ。あの練習会から二年半。彼等の卒業が迫り、社会人と一緒に稽古できる状況になった。

■REGINAに至る道7『ぴよ計画』

第三回公演からずいぶん時間はかかったが、第四回公演に向けて弾みをつけねばなるまい。客演の力を借りてきっかけを作るのだ。

そして、第3.5回公演『宇宙戦艦ぴよぴよ』の企画書を作った。地元であるまちだ・さがみで馳せ参じたの太田美海子と石田智之。そして太田美海子の知人として記録担当の宮林秀行が現れた。

GAIAというわかりやすい話を書き上げたので、REGINAは多少説明を省いてでも伝承性の高いプランとなった。
今度もあて書き。
石田には勇者の子孫でありながら才能が未だ発揮できない青年アーサーを。ジャスティスとのリンクキャラである。
太田にはまったりとしているわりにミクロの世界に詳しい年齢不詳の科学者まふなを。これはオリジナルぴよの艦長が高橋あつこであるので、これと共鳴できる者を新たに創造した。
谷頭には「紅い宝石」風間唯人を。「ムラサキ」第三話と同時進行の設定で互いに夢でありどちらも現実。

すでに発表されているあらすじはほとんどGAIAで消化した。だから好き放題書いた。
ぴよぴよをきっかけに火星の運命、アーサーの飛翔、唯人の顔見せを描いた。

淵源座第3.5回公演『宇宙戦艦ぴよぴよREGINA』はぴよ計画以上に自作として濃い。
posted by 谷頭榮之助理事長 at 04:41| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

宇宙戦艦ぴよぴよGAIA に至る道

※EntertainmentGenerationと同じ内容です。
■GAIAに至る道1『マスオと波平』編
GAIAとREGINAは同じ世界観を共有しながらも、脚本の性質や方向性はまるで異なる。最大の理由は、全く異なる追求を同じシリーズに閉じ込めたことによる。

オレの長年のテーマのひとつに「マスオと波平は何をしている人か」というのがある。

我が一族は大工や水道工事や電気工事など職人が多く、サラリーマンというタイプの人がいない。小中高の社会の授業にはサラリーマンが何をしているのかを含んでいなかった。ならばとそれっぽい大学へ行くのだが、経営系を選んだせいか、現場の様子はわからなかった。
諸事情でずるずる長居して中退する頃から、大企業がらみの仕事をよく受けるようになった。バイトだと思っていたら派遣社員だった。
目の前にあるのは簡単な仕事で、シンプルに分けられた業務を大人数で割り振っているのだとわかった。基礎となる勉強が経営ベースなので、戦略と戦術はこんなに違うものかと思い知る。
ひとまず「マスオと波平」の謎はとけた。

が、何も残らなかった。無駄な知識の行き先は、仕方がないので脚本や小説に盛り込むことにした。
石地保子:ワインレッド、プリンヘッド。ハンバーガー屋の店長兼開発。
ユウタ:ジャスティス。地球連邦政府建設省宇宙開発局安全保障課宇宙軍少佐。
など。設定は年々、誰が何屋さんなのかが重要な位置を占めてくる。むしろ、キャラの命題として「何屋さんとして死ぬのか」が気になるようになる。

GAIAキャラの基本コンセプトは「この人、何屋さんでしたっけ」である。

活躍気味のサラリーマンがいる場所。日本では品川〜新大阪間の新幹線に乗っているような人々。
…ならば、ビジネス便だな、と。

■GAIAに至る道2『狭い空間』

創舞塾で『12人のおかしい学生』という、怒れる男の学生版のような舞台に出た。これがシチュエーションものとの出会いである。基本的にではけがない。
それが衝撃だった。やがて三谷作品がシチュエーションものだとわかると注目をした。同時期、サードステージが第三舞台を休み、舞台裏ものをやっていた。これもシチュエーションもので、その力を知った。
『12人のおかしい学生』の成功により予算拡大し、『ドーンナイト』は高そうなステージで打てた。これで味をしめたことは今はじめて語ることだ。

研究成果は『第一楽屋』に結実する。プロデューサーの手違いで第二楽屋を追い出された脇役達が、憧れの第一楽屋に放り込まれる話だ。両楽屋ともセットが同じ!(余談だが松戸優作とざん☆てつけんが出てた)
これをウェンズスタジオでやった。あれはあれで広いのだが、金かかってない感満載だった。とにかく狙いは「こいつらにでかいステージやらせたい」と思わせることだ。この作戦は想像以上のチャンスを生んだ。伝説の舞台『JUSTICE』へと。

オレの見つけた法則「狭い空間でがんばると、お客さんが広い空間に連れて行ってくれる」

■GAIAに至る道3『淵源座』
20世紀の終わり頃。学費を稼ぐためコンサートイベント、カラオケ、ビデオレンタルのバイトを掛け持ちしていた。
すでに芝居はSouthernCrossと創舞塾をかけもちしていたが、学生を終えたあとの受け皿を考えねばならなかった時期だ。丁度、SouthernCrossでワインレッドがうまくいき、創舞塾ではジャスティスの準備に忙しかった。

ビデオレンタル屋の上司が一つ年下で、元はミュージカル女優のたまごだったことが判明する。家も近く、打ち合わせが容易だったため、古淵駅前劇団として組むことになった。
役者はビデオレンタル屋がらみとSouthernCrossがらみ、スタッフはコンサートイベントのバイト仲間から集めた。

旗揚げの演目は『VeNus』
のっけから第三回公演のいじり倒し。究極の夢オチマシーンのせいで町中がRPGのような世界になり、電源が切れないために、攻略するしかなくなるという。(劇中では語られないが、資本主義から恋愛主義の世界になってしまったと解釈している)

すべてのはじまりのはじまり、『淵源座』が誕生した。

■GAIAに至る道4『ミクシー演劇しようぜとSeconeSevenBells』

淵源座も第三回公演を済ませ、社会人になってみると、芝居からいつのまにか遠ざかっていた。やることといえばホームページの更新。

ホームページを容易しておいたおかげで、生存を知らせることに成功していた。

ドンちゃんと松戸が劇団を始めるというのだ。淵源座では狙わない都内へのアプローチ。姉妹劇団としてEntertainmentGenerationに加わってもらい、自分は制作兼役者で参加した。

同時期エコーにグローカル演劇部を作ったが、あまり同じ地域にいないため、集まるのはまだ先になりそうだ。

なんだかんだで2回も打つと、淵源座やらなきゃという気になってきた。ともかくEntertainmentGeneration充実のヒントと見聞を広めるためミクシー演劇しようぜに参加するようになる。

これまでにない速度で色んな人と出会い、気付く。人がいないなんてことはない。

何かが混ざった。淵源座、SeconeSevenBells、ミクシー演劇しようぜ。一度に何かしてみたいと。

■GAIAに至る道5『宇宙戦艦ぴよぴよ』

公演を打つ際、いつも矛盾がある。脚本を決めて打とうとすると役者はその通りには集まりにくい。役者が確定してから書くと間に合わない。
だいたいのところでは、公演があって役者があって脚本があるのだろう。

手元にあるのは、設定と企画とスケジュールと微々たる予算だった。

役者さんには脚本の締切を決めて、企画書を送った。スケジュールと企画を見てもらい、人数が決まった時点で書き始めるのだ。

なんとか人数が決まった。緊急で書くため、初めてあてがきをした。先にキャラクターシートを配り顔合わせで、どの程度読み違えるかを様子見た。反応をもとに約一ヶ月で書いたのが『宇宙戦艦ぴよぴよGAIA』である。

後続のバージョンはかなり手直しが入ったが、この第一稿からの内容はほとんど残されている。あらすじとは名ばかりで、外的要因のみの段取りがあり、キャラは勝手に物語になっていった。

たいがい物語の都合でキャラは無理をさせられるが、TUEは設定>キャラ>物語の優先順位があるので、役づくりに集中できるはずだ。

『宇宙戦艦ぴよぴよGAIA』はなるべく普通の人達が狭い空間でSFと向かい合うお話になった。そのバランスがうまいこといったと思う。

『宇宙戦艦ぴよぴよLUNA』『宇宙戦艦ぴよぴよPANDA』『宇宙戦艦ぴよぴよSOPHIA』はこの作品で実験したからくりが生きるはずだ。
posted by 谷頭榮之助理事長 at 17:57| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

淵源座第3.5 回公演が無事終了

淵源座第3.5回公演『宇宙戦艦ぴよぴよGAIA』『宇宙戦艦ぴよぴよREGINA』

たくさんの御来場、まことにありがとうございました。
無事故にて終了いたしました。

これでようやく第4回公演に向けてのノウハウが揃ったのでちまちま準備したいと思います。
posted by 谷頭榮之助理事長 at 12:41| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

ぴよぴよ音楽関連

宇宙戦艦ぴよぴよ上演にあたり、オリジナル曲が盛りだくさんです。


「宇宙戦艦ぴよぴよGAIA」サントラ

SpaceBattleShip”PIYOPIYO GAIA”ORIGINALSOUNDTRACK
Music : Satoshi Imano
    Shigeo Maeshima 【Tr.4】
Produced by satoshi imano

DEMO


「宇宙戦艦ぴよぴよREGINA」サントラ
SpaceBattleShip”PIYOPIYO REGINA”ORIGINALSOUNDTRACK
Music : vintage. (VINTAGE)
    Kyun (DASAPOP.COM)

DEMO:Kyun[Endress]


本番にて各500円で販売しています。
posted by 谷頭榮之助理事長 at 13:19| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月24日

どきどき

明日の稽古が楽しみで、眠いくせにぷるぷるしながら横たわる。

すごく幸せで、熱い!
posted by 谷頭榮之助理事長 at 03:00| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

ぴよぴよ順調

image/egblog-2005-12-05T02:13:32-1.jpg■土曜
宇宙戦艦ぴよぴよGAIA稽古風景

生け花状態。演出冥利に尽きる逸品。画素があらくてすみません。

なんのシーンかは秘密。


■日曜
宇宙戦艦ぴよぴよREGINA稽古

お遊戯に必死。まじめに大変だが、この難関を乗り越えてこそだ。
posted by 谷頭榮之助理事長 at 02:13| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月09日

ぴよぴよGAIA 顔合わせ

二月に企画している淵源座第3.5回公演『宇宙戦艦ぴよぴよ』は今回二本立て!
都内で練習する『宇宙戦艦ぴよぴよGAIA』と、まちださがみで練習する『宇宙戦艦ぴよぴよREGINA』だ

土曜は都内某所にてGAIA班の顔合わせ。自己紹介にキャスティング!ぬるいはずの企画だったのにこんなに素敵な人達がっ!


熱い!熱いぜ!
二月。都内で稽古した七人が、町田に降り立つ!飛べGAIAっ☆俺達のぴよぴよーっ!


よーし。明日はREGINAが町田で顔合わせだっ!
posted by 谷頭榮之助理事長 at 02:09| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 淵源座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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